フリーランス2年目にして誕生日にタイ旅行で現実逃避ができることに舞い上がっていますぶっとび先生ことやまじです。
こんなに口を開けば「タイに行きたい」と寒いギャグのようなことを本音で言っている私が初めてタイに行ったのは高校3年の時でした。
当時高校在学中に海外留学するとだけ決めていたため、国をじっくり選ぶ余裕もなくダーツの旅感覚でタイへの留学が決まりました。
そんなわけでタイ語力も付ける余裕どころか正しい知識が身に付く本を本屋さんではみつけられないような状態で、タイ語力ほぼゼロで初海外のタイへ赴くことになったのです。
最初に言えたのは…
最初に覚えた言葉は『こんにちは』という意味のある「サワッディー」と『ありがとう』という意味のある「コープクン」ととりあえず語尾につけておけば間違いなさそうな敬語にするための語尾「カ」だけでした。
それしかわからないのに日本語どころか英語もあんまり通じないホストファミリーとのコミュニケーションはとても難しくホストファミリーの家に到着して2日目にして想いか通じないことへのショックで1日中号泣しっぱなしでした。
その次の日から私のタイ語との奮闘が始まりました。
まずは文字を覚えることにした
タイ語は文字が独自にあり、くるくるしていてとにかく理解不能だったのでまずは読めないと何も始まらなさそうなタイ文字を覚えることにしました。
その時はとにかく見よう見まねでノートに書いて、読み仮名と日本でも子供にひらがなを教える時に『「あ」はありんこの「あ」』と教えるようにタイで教えられる動物や物の名前と一緒に覚えるようにしました。
※これから手書きの学習例画像が何枚か出てきます。読みにくい上にくるくるしているタイ語もわけ分からないかと思いますが少々お付き合いください。

学校が始まってからすぐに出来た友達が小さい子ども用の文字練習帳をプレゼントしてくれた時は嬉しすぎて、私自身も小さい子どものようにその練習帳に向かって文字を書く練習をしていました。
一番効果的だった学習法は『筆談』
やまじ的一番効果的だと感じたタイ語の学習法はお話しする時に筆談をすることでした。
例えば遊びに行きたくて
ショッピングに行きたい!
と伝えたいけど何と言えばわからなかったとします。

そしたら紙を準備しまずは英語で文章を書きます。(上の画像①)
次に辞書を準備し、単語を一つ一つ抜き出し単語と読み方を書いていきます。(上の画像②)
分からない単語は辞書やグーグル先生を使って自分で調べる習慣をつけましょう。
やまじ的オススメなタイ語辞書はこちらです。
最後に完成された文章に書き直していきます。
この時タイ語は英語と同じ語順で文が構成されているので主語→動詞→目的語の順に書いていきます。
書き切ったら話したい相手に書いた紙を見せながら話してみます。
タイ語は発音がとにかく難しい言語なので発音に気をつけながら話してみましょう。
話したら話している相手に書いた物を読んでもらって正しい発音を教えてもらいましょう。
またこのタイミングで間違っている単語や他の言い回しもないか教えてもらえると吉です。
この方法は実際の会話で使う言葉をスピーキング・ライティング一気に身に付けることができ、さらに身近な人に自分の語学力の現状を把握してもらえるのでオススメです。
しかし言葉はコミュニケーションの道具に過ぎないので円滑にコミュニケーションを取ることをゴールにして筆談に頼りっぱなしにならないようにしましょう。
1年でなんとかなるさ!
こんな感じで1年が過ぎ、スピーキングは日常会話は通じるようになりました。
ライティングは、音楽をやっていて指導側に立つこともあったことから、金管楽器演奏時の呼吸法を書いて教えられるほどにはなりました。
この経験から言えることは
1年あればなんとかなるさ。
筆談は言いにくいことをじっくり伝えて大切な家族や友達と分かり合う時にも効果的でしたので、ぜひ使ってみてください。
またこの方法はどの言語においても効果的な学習法なので、新しい言語を現地で習得しようと考えている時は活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!